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歯周病治療


県内第1号での「佐賀県糖尿病療養指導士」資格取得,
日本糖尿病協会登録歯科医」として

糖尿病と歯周病の意外な関係

歯周病が糖尿病を悪化させる

歯周病は、歯周病菌によって歯を支える歯ぐき(歯肉)に炎症が起こり、歯ぐきやその内側にある歯槽骨などが破壊されていく病気です。進行すると歯槽骨の歯を支える力が弱まり、歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病で歯を失ってしまうと、食べ物をよく噛むことができなくなり、軟らかい食べ物ばかりになるなど、食生活の偏りをまねき、糖尿病の要因となります。
歯周病は、慢性炎症として血糖コントロールに悪影響を及ぼすことが疫学的に示されています。歯周病の重症度が高いほど血糖コントロール が困難になります。
尚、歯周病は糖尿病だけではなく、心疾患や脳血管疾患、認知症などとも関係していることが明らかになっています。

糖尿病と歯周病を一緒に治療することが大切

糖尿病になると歯周病を発症しやすくなり、歯周病になると糖尿病を悪化させ、ますます歯周病を進行させます。
この負のスパイラルを断ち切るには、糖尿病と歯周病をきちんと治療することが大切です。
歯周病の治療としては、患者さんご自身のブラッシングによるプラークコントロール。
歯科医院にて炎症の原因となる歯石を確実に取り除くスケーリング等が挙げられます。
歯周病の基本治療(主にスケーリング・ルートプレーニング)の術後にヘモグロビンA1cが0.38~0.66低下すると「糖尿病診療ガイドライン2016」でも示され、糖尿病患者への歯周病治療を推奨されており、見解が一致しています。
当院にて歯周病治療(予防)を行うとともに、糖尿病リスクの軽減を図りませんか。
歯科医の立場からも、糖尿病の改善にお役に立てればと思っています。

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